Treak or treat!!    <Episode-EX>
ゲームを終了したディアッカとミリアリアが、2人で食事や友人たちとの会話を楽しんでいる頃、とある部屋では。

「……ねえ。キラ、見てくださいな」
「どうしたの、ラクス?」
「面白いですわよ、コレ」
「どれどれ?」

ケース1:オーブ首長国連合代表専属SP、A・Zさんの場合

「Treak or treat!!」
「ようやく来たな、アスラン!」
「なっ……カガリ?!」
「じゃあ行くぞ!えーと、顔がよいのとエリートなのをよいことに、女を選び放題するなんて、ナンバーワンホストが許しても、このセーラーカガリが許さん!ハウメアにかわって、お仕置きしてやるっ!どうだっ!」
「…………」
「ん?どうなんだ、アスラン?」
「い、いや……その、どうなんだ、と言われても」
「?変なヤツだな。まあいい、完璧に言えたんだから私の勝ちだ。さあ、こっちの料理とあっちの料理とそれからそっちの飲み物を持ってきてくれ」
「……カガリ、1つ聞きたいんだが」
「何だ?」
「今の、意味が分かって言って……」
「んん?別に意味なんてないだろ?ゲームなんだし」
「あ……ああ、そうですか……」
「そうそう。けど、お前、その格好全く似合ってないな。薔薇の花が泣くぞ」


ケース2:ザフト軍最高評議会議長付き部隊長、Y・Jさんの場合

「Treak or treat!!」
「はっ……え、えっと……ティン・ハー・モー・テック!目覚めよ……えっと」
「……?シホ?お前は何が言いたいんだ?」
「えっ……あ、あの、そのですね……あ、た、隊長、そのお姿、よくお似合いです!」
「ん?そうか?何やら白虎の陰陽師とかの服らしいと書いてあったが。シホは何なのだ?」
「えーと、確か光の巫女とやらと書いてありましたが」
「何やらよくわからんな。ラクス……議長は何を考えているんだか。ところで、ゲームとやらはどうなったんだ?」
「あっ……そ、それは、私の負けです。ちゃんと言えなかったので」
「そうか。なら俺の勝ちということだな。が、俺はいつもシホに命令する立場だからな。特に何をするということもない」
「ですね。私も隊長が相手でよかったです」
「そうかそうか」

ケース3.ザフト軍兵士、S・Aさんの場合

「Treak or treat!!」
「聖なる光、聖なる願い、ここへ!」
「へっ……?」
「――ナースエンジェル!天よりの誓い!」
「…………」
「ちょっと、シン!呆けてないで何か言いなさいよ」
「え。……あ、ご、ごめんルナ。あまりに驚いたからさ」
「もう。どうしようもないわねえ……ま、でもいいわ。じゃ、早速命令させてもらうわよ」
「え」
「え、じゃないわよ。あたしちゃんと言ったんだから、シンが聞いてなくてもやるわよ?!」
「……わかったよ。で、一体何するのさ?」
「んじゃまずは、アスランを探してきて」
「はあ?何で、俺が探さなきゃならないのさ?」
「それが命令だからよ!早く!」
「……ちぇ。分かったよ、けど見つからなくても、怒るなよ!」
「はいはーい。いってらっしゃーい♪」
「…………何なんだよ、全く……」
「うふふ、アスランとの、ツーショット写真〜」


「それにしても、アスランの改造してくださったハロたち、本当に頑張ってくれてますわね」
「作った本人はこんな使い方するなんて思ってもみなかっただろうけどねー」
「くす。キラったらw」
「ところでラクス、これどうするの?」
「後でディスクに保存して、大切に保管させていただきますわ」
「それで時々取り出して、見るの?」
「ええ。その時はぜひ、キラにも一緒に見ていただきたいのですけど」
「もちろんだよ。でもその前に」
「はい?」
「僕たちのもちゃんと撮ろうね」
「……まあv」


ハロウィンパーティ参加者、それぞれの模様をお伝えしました(笑)。ノリが完全に学園編になってます。
キララクはひたすら黒いバカップル、アスカガはハツカネズミアスランと猪突猛進カガリの本領発揮、、イザシホは話が通じてないようで通じている、シンルナはお前ら本当にカップルか、という内容。
ちなみにルナは念願かなって(シンが連れてきて)、アスランと対面しますが、アスランは見ての通りタ○シード○面なんで、その時の彼女の反応は皆様、お好きに考えてください(爆)。

で、最後にひとつおとしまえ。ルナ(ナー○エ○ジェル)のキメ台詞のみ抜粋なのは、そこしか思い出せなかったからです……許して;